技術へのこだわりTechnique

白謙のかまぼこには、厳選した素材、安全な製造環境、そして腕の確かな技能士が必要です。決して自己満足の味に終わらず、お客様にご満足いただけるかまぼこをつくるために、技術の継承、国家資格の合格をサポートしています。

国家資格を持つ
技能士の育成Foster professionals
with national qualifications

白謙では原料へのこだわりに加え、技能士の育成にも力を入れています。製造の現場で機械化が進んだとはいえ、魚肉の状況の見極め、最良の焼き・揚げ・蒸しの状態を魚の声を聞きながら仕立てております。造り手の自己満足ではなく、お客様に「また食べたい!」と感じていただけるかまぼこづくりのためには、日々、進化し続ける技術の研鑽が大切です。

現在白謙には、国家資格である「水産練り製品製造技能士」を取得した技能士が約20名おります。取得には2級で5年、1級で10年の経験年数が必要とされ、衛生・加熱・細菌等の学科試験のほか、「生の魚を包丁1本でかまぼこにする」という技能試験をクリアしなくてはなりません。業界トップクラスの在籍数を誇る技能士達は、白謙の味を未来に繋ぐ希望とも呼べます。

国家資格の「水産練り製品製造技能士」の受験費用はすべて会社が負担。先輩技能士による教育も日々行っております。冷凍していない生の原料を仕入れるメーカーが減っている昨今、技能を磨くための魚を用意すること自体が難しく、技能士の受験と合格は、かまぼこ屋としての誇り、モチベーションを支える力にもなっています。